看護師が辞める勇気を持てない時の3つのステップ
本当は心底仕事を辞めようと思っているのに、辞める勇気が出ないのですね?
心の中で毎日のように、辞めたい、辞めたい、辞めたい…と100回以上は思っているのに、実際には辞めるための行動には移せないという看護師も多いのではないでしょうか?
今の病院を辞めて他の病院で新たに看護師としてスタートを切りたいと思っているのに、実際には今の職場で辞めることを伝えることができないという人は多いです。
私も何度か転職を繰り返してきましたが、実際に辞めることを伝える時には勇気がいるのはよく分かります。
では、本当は辞めたいのに辞める勇気が持てない看護師はどうして行動に移せないのでしょうか?
- 看護師が辞めたいのに辞める勇気が持てない理由
- 看護師が辞める勇気を持つためにできること
この2点についてまとめています。
辞める勇気を持って行動に移したい看護師のあなたは読んでみてくださいね。
辞めたくても辞める勇気が持てない理由って?
辞めることを伝えるのが怖い
師長に辞めることをいざ伝えようと思っても実際には、面談の機会を持たれては説得されてしまうこともあります。
必至で雇止めをかけてくる職場も少なくないので、いざ伝えようと思うと説得されたらどうしよう…と怖くなってしまうこともあるでしょう。
また、辞めることを伝えた後に、辞めるまでの間に周りの看護師からどのような態度を取られるのかは分かりません。
場合によっては、周りから冷たい態度を取られてしまうこともあるかもしれないなどと考えてしまうこともあるはずです。
でも、そのようなことを考えていると、なかなか辞める勇気を持てなくて行動を移せないパターンに陥ってしまうだけです。
嫌われる勇気を持つこと!
辞める勇気を持つためには、嫌われる勇気を持つことです。
第一に、周りがどういう反応するかあなたは気になっているのかもしれませんが、よく考えてみてください。
もう辞めてあなたはその場を去ろうと思っているのですよね?
それなら、たとえ退職の意志を伝えたところで、周りからどんな反応をされようともあなたにとって関係はないはずです。
人手不足な病棟であれば、周りから嫌なことも言われることもあるかもしれません。
でも、あなた自身がその職場を続けていないと思う何かしらの理由があるのなら、もうあなた自身のことを考えてあげてもいいのではないでしょうか?
周りの反応が気になって辞めないというのは、実際に自分の決めた道ではなく、他人の目を気にして行動に移せないという状況です。
本当にあなたが望んでいる未来があるなら、そこに向かって嫌われる勇気を持つということも大切ですよ。
辞める理由をなんと言って伝えていいのか分からない
実際に辞めるということを伝えようと思っても、どういう退職理由で辞めると言えばいいのか分からないという人も多いでしょう。
人間関係の問題で辞めたい場合や、仕事が激務なゆえに辞めたいなど、人それぞれの退職理由がありますが、退職理由を聞かれた場合にどうしよう…と思うとなかなか行動に移せませんよね。
退職理由をまとめておく
この場合は、予め退職理由について入念に考えておくことで解決できます。
人間関係などで伝えにくい理由もあるかもしれませんが、今は、転職サイトを通すだけでコンサルタントが退職理由のまとめ方についてアドバイスをくれたりするので活用してみるのもいいでしょう。
辞めても次の転職先があるのか不安
今すぐに辞めることを伝えても、次の転職先が見つかるかどうかの不安があったり、次の職場で本当に今抱えている悩みが改善されるのかという漠然とした将来への不安から、辞めたいと思っていても行動に移せないということもあるでしょう。
転職先を決めてしまって不安を解消
将来が漠然として不安がある人は、在職中からすでに次の転職先を決めておくということで解消されます。
転職先が決まっていなければ、具体的な次のステップのイメージはわきません。
人は何も決まっていない将来に不安を覚えることはありますから、先に決めて自分を安心させるということも大切ですよ。
既に転職先を決めてしまっていれば、そのことも伝えた上で辞めたいという思いが本気で決まっている事であるということのアピール材料にもなります。
基本的に病院の就業規則がどうであれ、本人が希望している退職日の2週間前に申し出れば法律的にも辞めることは可能ですよ。
以上が看護師の辞めたいのに辞める勇気を持てない理由と解決策でした。
心の奥底では辞めたいのに辞める勇気がないから、ダラダラと働き続けているという人も少しは一歩を踏み出せるのではないでしょうか?
現状を変えたい!もっと未来を良くしたい!と考えている方は、勇気をもって行動に移してみてくださいね!