「脳神経外科が向いてる・向いてない」看護師の特徴って?
転職をして脳神経外科の看護をしてみたい!
あるいは、脳神経外科で働くことになったけど自分に向いてるのかな?
脳神経外科で働いているけれど、本当は向いてない気がする・・・
様々な疑問や悩みを持っている看護師もいることでしょう。
ここでは、脳外に向いてる・向いてない看護師の特徴についてまとめてみました。
少しでも気になるという方はチェックしてみてくださいね。
脳神経外科に向いている看護師の特徴って?
急性期の脳神経外科では、重症な患者さんも多く脳障害や意識にも障害が出てしまう患者さんが多く集まります。
そのため、看護を行う上でも患者さんとの意志疎通が難しかったり、身体が思うように動かないという人が、他科から異動で脳外になった看護師は難しいと感じることもあるかもしれません。
どんな科で働いていても、患者さんのちょっとした異常に気付ける観察力は必要となりますが、脳外の患者さんは、挿管してモニターを装着している状態の方が多いのでモニターや心電図といった機械を通しての異常も見つけなければいけません。
特に、くも膜下出血などの患者さんなどの病状は、一分一秒で予後が変わってきます。
すぐに判断して対応することが求められるので、その部分にやりがいを感じられる人は向いていると言えるのではないでしょうか?
脳外では、こうした異常に気付ける力と判断力と対応の迅速さが看護師には求められるのです。
脳神経外科が向いてない看護師の特徴って?
一方、脳神経外科が向いてない看護師の特徴としては、性格的におっとりのんびりしているタイプの人はあまり向いていません。
判断力とスピードが求められる中で、マイペースにのんびりと仕事をすすめていくということに限界があります。
他科に比べても、重症な患者が多く急変対応もありますし、意思疎通ができないことから介助にも時間がかかります。
日頃のルーティンを時間通りに…ということはまずないのが脳外です。
新人看護師として配属された場合には、もしかするとこのようなスピードについていけないと思ってしまう方も出てくるのかもしれません。
ある程度、他科で採血などの基礎的な看護を身に付けてからでないと、覚えることも多くて時間にも追われることになりなかなか大変になるでしょう。
もし、脳外で働いているけれどなとなく向いてない…と感じている人は、新人看護師なら当然といえば当然です。
難しい脳外で働いているからこそ、できないことに目がいくので向いてないと感じてしまいやすいのです。
特に、本来はマイペースなタイプの人なのであれば余計に環境がキツイと感じてしまうこともあるかもしれません。
さらに、脳外では医療行為が多いと思われがちですが、身体介助も多くあります。
特に、脳疾患の患者さんの中には、後遺症によって思うように身体を動かせないことから、全介助が必要になることがほとんどです。
最近では脳外の病棟に男性の看護師も増えてきたため、大柄な男性の患者さんを持ち上げる場合には、男性看護師が手伝ってくるえることもあるようですがそうではないこともほとんどです。
他科に比べて力仕事が必要となることが多いので、腰痛があって腰に不安を抱えていたり、力仕事に自信がないという人は避けた方がいいかもしれません。
脳外の看護師の向き・不向きについて見てきましたが、いかがでしょうか?
実際に脳外は自分には向いてないと思っても、努力次第で十分に対応できるようになる人もいます。
たとえ新人看護師であったとしても、急性期の脳外で経験を積むことで急性期看護が身に付くので、他の科へ行った場合でも潰しがきくような看護を学ぶことができます。
自分には判断力に自信が持てないと、つい、向いてないかも…と思う人もいるかもしれませんが、脳外の現場に出て実践を積んでいくことで必然的に身に付いていくことでもあるのであとは忍耐といったところでしょう。
向いてる・向いてない特徴を知って仕事を見直す
ある程度の脳外が向いてる・向いてないい特徴を知っておくことで、今後の働き方を考えたり、今の職場を見直すにあたって参考になるのではないでしょうか?
今脳外を向いてないと感じている人は、脳外の急性期看護を学ぶための期間として位置づけて耐えていくか、あるいは、脳外は合っていないと思うならいっそ経験のある科や自分の性格からも合っていると感じれられるような他科へ異動や転職をしてみましょう。
脳外は総合病院だけでなく、専門病院としての病院もあるので、後々キャリアアップの転職も可能です。
専門病院では、即戦力として働けるような看護師なら大幅な給料アップも望めるようなこともあります。
ただ、脳外の経験がないにも関わらず脳外を経験したい!と、いきなり専門病院に転職してしまうには危険も伴います。
脳外は忙しい病棟なので、自分に合っているのかをある程度見極める必要性がありますから、なるべく、総合病院の脳外からチャレンジしてみるといいかと思います。
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