第二新卒の看護師が「慢性期の療養型病院」へ転職!【※注意点とは?】
経験がまだ浅い第二新卒の看護師として、慢性期の療養型病院で働きたい!という思いを持っているという方もいるのではないでしょうか?
でも、一般的に療養型病院で働く看護師は、30代以上の家庭のある看護師や40代以上の看護師が多いため、第二新卒の看護師として働くにはまだ早いのではないか?と悩んでいる方もいるかもしれませんね。
ここでは、第二新卒の看護師が急性期病棟から療養病棟へ転職した場合の注意点についてまとめてみました。
転職先の候補として視野に入れている方は、必ず目を通しておきましょう!
どんなところで第二新卒の看護師はギャップを感じやすいの?
第二新卒の看護師の多くが、新卒の新人看護師として急性期病院で働いているという人がほとんどですよね。
仕事自体も目まぐるしく、常に緊張状態にある急性期病棟での仕事に疲れてしまっている・・・という方もいるかもしれません。
でも、仕事が楽そうだからと思って安易に療養型病院へ転職してしまうとギャップを感じてすぐに退職に至ってしまうケースもあるので注意しなければいけません。
療養型病院では、確かに長期入院している患者さんにゆっくりと向き合って看護ができるという点では、急性期にはないゆったりとした働き方ができますよね。
でも、療養病棟には療養病棟ならではの大変さもあるのが実のところです。
療養型病院であっても看護師の人員が不足しているような病棟では、仕事自体も慌ただしくなりがちです。
長期入院している寝たきり状態の患者さんが中心なので、おむつ交換や体交やお風呂の介助といった介護的な仕事も多くなるので体力仕事になることもたくさんあります。
それに、仕事自体も毎日が変化に乏しくルーテインワークが中心になってくるので、しばらく働いて仕事に慣れてしまうと物足りなさを感じてこのままでいいのかな・・・という思いが出てきて悩んでしまう方も少なくはありません。
だからこそ、看護師としてまだまだ先が長い第二新卒の看護師の場合には、今ここで療養型病院への転職する必要性があるのかどうかということをよく考えて転職しなければいけません。
第二新卒の看護師として療養型病院へ転職に成功したパターン
とはいっても、第二新卒の看護師として療養型病院への転職サポートをしてきた経験もあります。
どんな方が療養型病院への転職に成功しているのかというと、日々のルーティンになりがちな業務の中でもやりがいを見出して働けるというようなタイプの方ですね。
急性期では、展開も早くて時間がない中で先輩看護師に技術を教わらなければいけないというプレッシャーがあり、なかなか基本的な看護技術もままならなかったという方がいました。
でも、療養型病院へ転職したことによって、看護技術的なことも一つ一つ丁寧に教えてもらえる環境だったため、自分には合っているといって長く働き続けている方もいます。
どちらかというと、1つのことをじっくり丁寧にこなしていくタイプの看護師にとっては、環境的にも働きやすい環境があるのでしょう。
だからこそ、第二新卒の看護師でまだ若いからといって療養型病院への転職に興味があるのに諦めてしまう必要はありませんよ。
第二新卒の看護師として療養型病院へ転職したいならどうする?
あなたがまだ第二新卒の看護師であれば、まずは、転職先の候補の1つとして「療養型病院」を入れてみるといいのではないでしょうか?
その上で、違ったタイプの病院を2つか3つ見比べて自分に本当に合っている職場とはどこか?という目線で決めていくと転職に失敗しにくくなりますよ。
転職サイトを利用すれば、コンサルタントが間に入って調整してくれるので転職経験の少ない第二新卒の看護師でも安心です。
まずは、あなたに合った職場がどんなところがあるのか、数ある求人の中からピックアップしてもらいましょう。
実際に私が過去に利用してみて良かった転職サイトだけをまとめました。
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