看護師が転職後に辞めたくなったらどうする？【※次の転職先や職歴】
転職をしたばかりなんだけど、もうすでに辞めたい・・・と悩んでいませんか？
転職先でどうしても受け入れがたいことがあってすぐにでも辞めたいという看護師からのご相談を受けることが時々あります。
転職後にギャップを感じることは誰しもが経験することなのですが、あまりにも転職先の環境が悪い場合には辞めたくなってしまうこともあるでしょう。
実際に私が過去に相談を受けた方の中には、
大学病院⇒民間病院への転職でギャップを感じた
大学病院で長年働き続けてきた後に、民間病院へ転職したものの住んでいる場所が田舎なこともありとてもじゃないが急性期と呼べるような病院ではなく物足りない。
周りの看護師のやる気もあまりなく、医師がその日の気分で態度も変わる。
このまま続けていても自分にとってメリットがないという感じて辞めるパターン。
条件面での違いがあった
面接で聞いていたことと実際に転職をした後の条件が違う場合もよく聞きます。
確かに、面接では残業が月にあっても１０時間くらいで有給休暇の消化率も８０％以上と聞いたはずなのに、実際に入職してみると月の残業時間が２０時間越えだったり、常勤の看護師が少なくてほとんどの看護師が有給なんて取れていないということが分かった。
病院に騙された！という思いが強くなりすぐに見切りをつけて辞めるパターン。
人間関係があまりにもひどかった
求人表にはアットホームでわきあいあい・・・と書かれていたけれど、まったくそんなことはなくギスギスしているようなクリニックだった。
院長も気分やで看護師同士も仲が悪い・・・。
自分の前任者はすぐに見切りをつけて辞めたようで、あなたは長く続けてくれるわよね？といったことを言われてきつい。
中途採用者に対しての指導がない
経験はあるとはいえ、新しい病院に行けば一から学ばなければいけないことも多いが、経験あるからできるようね？と当然のように仕事を押し付けられる。
分からないことも多い中で、挙句の果てにリーダー業務もすぐに任されてしまい病院にうまく使われているだけに感じてしまい辞めることに。
といった様々なことがあって転職後に辞めてしまった人を見てきました。
あなたももしかすると自分の中で納得ができない何かがあって、どうしてもこのまま続けることが考えられない！という状態ではないでしょうか？
せっかく転職をしたのにこうした思いになってしまうのは本当につらいですよね・・・。
誰しもすぐに辞めたくて転職をするわけではありませんからね。
履歴書に傷がつくからやめられない？
でも、履歴書に傷がつくし・・・と辞めたくても辞められない気持ちを抱えていませんか？
早期に見切りをつけて辞めることに躊躇（ちゅうちょ）している方は、履歴書に傷がついてしまう・・・と心配になってしまって当然です。
確かに早期退職は、次の転職時にあまり良い印象を持たれませんが、履歴書に関していえば、３か月以内の退職であれば書く必要はありません。（※もちろん書いてもいいのですが）
だからこそ、転職をしてこのままこの環境では続けていくのは考えられない！という方は、むしろ、早期に見切りをつけて経歴として残さないという方も多いんですよ。
もちろん、続けていくことができるのであればそれが一番ですが、なかなか続けられそうにないからこそ悩んでいるんですよね。
早期離職で次の転職先はあるのか？
早期離職をしてしまうことで、辞めグセがついてしまってはいけませんが、人間だれしも失敗してしまうことはあることです。
次の転職先からは、確かに好印象は受けませんが、やむを得ない事情があったのであれば、正直に話した上で反省すべきところは反省し、前向きな気持ちで次は頑張るという気持ちを面接で伝えるようにしましょう。
採用側に次もまたすぐに辞めてしまうことはないだろう・・・と思ってもらえるように、事前対策を練って面接を受けてくださいね。
素直さと前向きさがあれば、看護師である以上、転職先がないということはありえません。
転職時には、できるだけ看護師寄りの立場で転職サポートをしてくれる転職サイトを利用するようにしましょう。
今では転職サイトもたくさんあって、中には強引に自分の希望していないところを無理に勧めたりしているような会社もあります。
こうしたところで転職してしまうと、いいことばかり言われて転職後にもギャップを感じてすぐに辞めてしまうことになってしまいやすいです。
転職後にギャップはつきものですが、良いところも悪いところも含めて教えてくれるような転職サイトを利用することが転職成功への近道ですよ。
私が過去に使って良かったところだけをまとめています。
