第二新卒看護師が「美容皮膚科」へ転職するメリット・デメリット
第二新卒看護師の人気の転職先の1つとして、「美容皮膚科クリニック」があります。
美容に興味がある看護師にとっては、美容の世界は魅力的に映りますよね！
でも、実際に美容皮膚科の看護師の仕事内容をよく知らないという方も多いのではないでしょうか？
第二新卒の看護師が美容クリニックへ安易に転職してしまうことで失敗してしまうこともあります。
美容クリニックは、病院よりも離職率が高い傾向があるので、なおさら慎重に転職しなければいけない分野なんですよ。
ここでは、美容皮膚科の看護師の仕事内容と、働くメリットだけでなく、デメリットになることも押さえておきましょう！
美容皮膚科の看護師ってどんなことしているの？
美容皮膚科といっても、美容クリニックの中で美容外科と美容皮膚科が一緒になって行われているパターンのところもあれば、美容皮膚科専門でクリニックとして運営されているところと２つがあります。
いずれにしても、美容皮膚科の看護師の仕事は、採血や点滴、プラセンタ注射、脱毛処理、フェイシャルの施術、問診、施術の説明、診察介助、薬剤の発注業務などが看護師の仕事になってきます。
美容外科は外科的な手術を行うのに対して、美容皮膚科ではアンチエイジングの為のしわやシミ取り、ムダ毛処理といった美肌のためのものですね。
第二新卒の看護師が美容皮膚科クリニックで働くメリット
プライベートが充実できる
日勤のみの仕事で働けて夜勤もないので体力的に楽に働くことができます。
クリニックによっては、朝は１０：００や１１：００〜開始のところも多いので、朝が苦手で辛かった・・・という看護師にとっても人気がありますね。
病院のように一時間以上前に出勤して情報収集したり・・・といったこともないので、自分の時間が十分に取れる働き方ができるのが美容皮膚科クリニックです。
お客様の悩みに応えて一緒に喜べる
しわやシミで悩んでいる・・・、肌に対してコンプレックスがある・・・といった悩みを抱えたお客様が来院されます。
そういった方々に定期的に通院して綺麗になっていただけたことで、感謝をされる仕事でもあります。
一緒に悩みを解決できるという喜びは病院にはない喜びを味わえる瞬間かもしれまれませんね！
第二新卒の看護師が美容皮膚科で働くデメリット
看護師としてのスキルアップは望めない
美容皮膚科の看護師の仕事は、レーザーを使った脱毛の施術といったことが中心で同じような仕事の繰り返しになってきます。
美容皮膚科の看護師としての経験は付きますが、将来的に病院へ戻りたい場合には臨床経験とみなされないこともあるので注意が必要です。
看護師としてスキルアップの望むのであれば、やはり病院の方が学ぶことが多くなります。
美容皮膚科はお客様相手の仕事で、接客要素が強い現場ですから病院とは全く違う環境です。
売り上げノルマがあるクリニックも
美容クリニックは自由診療で行われているため、クリニックの売り上げによって看護師の給料やボーナスも変わってきます。
そのため、いかにクリニックで売り上げを上げていくかということも必要となってくるので、看護師が自社で扱っている化粧品などを積極的に売り込んだりといったことも必要なケースもあります。
クリニックによりけりで看護師がどこまで営業的な側面を担っているのかは異なるので、事前によくノルマについては確認しておくといいでしょう。
第二新卒の看護師として美容皮膚科へ転職したい！
上記のようなデメリットになる部分もしっかり受け止めて、それでも美容皮膚科クリニックに興味があるという看護師はぜひ挑戦してみてください。
特に、もう病院では働きたくない！夜勤はどうしてもやりたくない！という看護師にとっては、働きやすい職場になります。
ただ、美容皮膚科クリニックへの転職は、どの世代の看護師にも人気がある転職先となっているので、採用のハードルは病院に比べて若干高めです。
接客要素も強い仕事なので、看護師の印象を気にするクリニックも多いんですよね。
面接対策をせずに受けてしまえば、不合格になってしまうこともあるので注意してください。
看護師の転職サイトを利用すれば、事前に面接対策もしっかり行ってもらえるので採用率アップにつなげることができますよ。
実際に私が過去に利用してみて良かった転職サイトだけをまとめました。
＞＞＞第二新卒の看護師を受け入れている「美容クリニック」の情報をもらう
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