オペ室が向いてる・向いてない看護師の特徴とは?
オペ室が向いてる人、向いてない人ってどんなタイプ?
一概に決めつけることはできませんが、これまでの私の経験を通して感じるオペ室が向いてる人、向いてないタイプについて分かりやすくまとめてみました。
オペ室に興味があるけれど自分に向いてるのだろうか?
あるいは、オペ室に配属されて勤務しているものの、何だかオペ室勤務は向いてないように感じている・・・。
そんな方は、一度チェックしてみてくださいね。
オペ室が向いてる看護師ってどんなタイプ?
オペ室で働く看護師は、どちらかというと職人気質のタイプの看護師が多くなります。
オペ室に配属されて初めて覚えるような機械の名前から始まり、取り扱い方、清潔、不潔、幅広い疾病に対しての術式についてなど学んでいかなければいけません。
医学は日々進歩していきますから、新しい術式ができたり方法が変われば、また新たに勉強していくということも増えていきます。
これらの勉強に意欲を持って取り組める人で、手先が器用で瞬時の判断がでいるような看護師ならオペ室に向いているタイプと言えるでしょう。
また、病棟での患者さんと触れ合うことがあまり好きではなかったり、患者さんに対して関心を持てないような人はオペ室が合っていると思います。
コミュニケーションを取るのはどちらかというと、患者さんよりも一緒に働く医師、介助医、麻酔科医、MEや看護師が中心となってきます。
それぞれが役割を果たしながらチームとして協力し合って進めていく必要があるので、協調性があるような人ほど向いているでしょう。
オペ室が向いてない看護師ってどんなタイプ?
逆に、オペ室が向いてない看護師はどんな人が多いのでしょう?
オペ室をすぐに辞めてしまう看護師で多いのは、閉鎖的環境が合わないという人が圧倒的に多くなります。
オペ室は窓もなく、外の景色も見えない閉鎖された環境でこもっているので、手術が続けば、今は外は明るいのか暗いのか分からないというくらい時間感覚がなくなってしまいます。
病棟であれば、何か嫌なことが合っても患者さんのところへ行けば、逃げ場になったりもすることがありますが、そのような環境にないので、手術という緊張がある中で耐えていけるのか、しんどく感じないのか考えることが大切です。
また、注意して頂きたいことは、よくいろんな看護師向けのホームページなんかをしていると、「コミュニケーションが苦手な人ほどオペ室が向いている」というように書かれているサイトを見かけることが多いのですが、オペ室ではコミュニケーションは大切になってきます。
特に、一緒に働くスタッフとのコミュニケーションが最も大切で、医師に手術の指導をもらったり、麻酔科医と話をして調整をしたりする必要もあります。
また、術後にICUや病棟への申し送りが上手くできなければ、ICUや病棟看護師から厳しく突っ込まれたりということも出てきますよ。
こうした職場内でのコミュニケーションが苦手・・・調整することがあまり得意ではない…といった人は、オペ室はあまり向いていませんね。
以上が私が考えるオペ室が向いてるタイプ、向いてないタイプについて見てきました。
あなたはオペ看として向いてそうですか?
それとも、向いてなさそうですか?
オペ室も向き・不向きがはっきり出る部署になるので、オペ看になりたいと考えている方は慎重に考えてみてくださいね。
転職サイトを利用した経験はありますか?
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