健診センターが向いてる・向いてない看護師のタイプって?
看護師の憧れのまとでもある健診センター。
一度は働いてみたいと誰もが思ったことはあるのではないでしょうか?
それは、やっぱり病棟よりも体力的にも精神的も楽である職場だとされているからです。
今回は、健診センターの仕事が向いてる・向いてない看護師のタイプについてまとめてみました。
健診センターの仕事って具体的にどんなことしているの?
健康な人が悪いところはないかを調べるための健康診断を行うところが健診センターです。
看護師の健診センターでの主な仕事としては、
- 事前の問診
- 診察の介助
- 採血
- 身体測定(慎重・体重・聴力・血圧・肺活量の測定など)
- 眼圧測定
- 心電図
- 内科診察補助
- 婦人科の診察補助
- 内視鏡検査の介助
などが主な役割となります。
※健診センターによって仕事の流れや、検査項目などは異なります。
勤務する健診センターによっては、健診車などで企業を訪問して巡回健診をしているところもあるので、健診センターでの勤務を考えている人はどのようなスタイルで運営されているかは確認しておく方がよさそうです。
健診センターが向いてる・向いてないタイプって?
健診センターでは、どこでもそうですが採血が得意な人が向いています。
健診センターには一日に100人近い人の採血をすることもありますから、ゆっくり血管を探してもたついてしまうと、時間通りにスムーズな採血ができません。
採血を失敗すれば、企業の従業員からクレームとなってしまうこともあるので、採血が得意だと胸を張って言えるくらいの人の方がいいでしょう。
ほとんどの企業は、春から秋にかけて一番多く、年に1回健康診断をしているところばかりなので、お付き合いとしては年に1回程度となってきます。
万が一、企業からのクレームが多くて契約を打ち切られてしまった場合には、大企業であれば数多くの顧客を失ってしまうことになってしまいます。
あくまでも、患者さんではなく一お客様としての心構えで健診を行うという心構えがある方がいいでしょう。
午前中に健診を一通り行った後は、精密検査が必要な人はいないを確認したり、健康診断の結果をまとめたり、結果返しの送付作業を行おうこともあるため、電子カルテやパソコンでの事務作業なども必要とされています。
また、同じ仕事を何度も繰り返す作業になってくるため、パソコン作業やルーティンワークが苦手な人には向いていません。
また、病院のように長い付き合いの看護はでいませんから、人間関係も淡泊になりやすいです。
長期的看護をしたいという思いがある人は、健診センターを選ばない方がいいでしょう。
また、健診センターでは採血が得意という人はもちろんのこと、ある程度の経験のある看護師を求めていることの方が多いです。
健診中の採血で突然気分が悪くなったり、貧血状態で倒れてしまう人も出たりもします。
そんな時にはすぐに対応できるくらいのスキルは必要とされているでしょう。
いずれにしても、健診センターで働くための最低限のスキルがある人にとっては、日勤だけの仕事で楽に働けることは間違いありませんよ。