看護師にとって病棟からオペ室への異動は不人気？
突然、病棟からオペ室に異動辞令が出た場合あなたはどうしますか？
病棟で働く看護師からあまり人気のない部署の1つにオペ室があります。
なぜか多くの看護師がオペ室への異動を敬遠しがちなのですが、その理由に迫ってみました。
病棟⇒オペ室への異動はなぜ大変？
病棟からオペ室への異動は、病棟看護師にとってみれば全くの別世界です。
病棟経験がどれだけ長くても、オペ室に行けばほぼ新人状態となってしまいます。
オペ室の機材を一から覚えなければいけないですし、患者さんも毎日変わるので情報を取って術式に合った手順も勉強しなければいけません。
病棟以上に医師との関係も近いので、医師の性格を考えながら動かなければいけないことも多いですし怒られることももちろん増えます。
また、病棟からオペ室へ異動になってしまうことで夜勤手当がなくなってしまうことも一つの要因となるようですね。
オペ室でのオンコール手当があるとはいえ、やはり夜勤のある病棟ほどの金額にはなりません。
夜勤手当がなくなることで人によっては生活が苦しくなってしまう人もいるので、オペ室へ異動したくないという看護師も多くなりますね。
さらに、土日祝日の休みの日にあるオンコール体制も敬遠されがちです。
交代でオンコール体制をしているオペ室であれば、休みの日でも緊急オペがあれば駆けつけなければいけません。
休みの日なのに休んだ気がしないし、オンコールで呼び出されたくないのでオペ室勤務をしたくないという思いは強いようですね。
オペ室への異動がどうしてもしたくないなら？
どうしてもオペ室への異動がしたくないのでされば、まずは看護師長に正直に相談しましょう。
できれば、なぜオペ室勤務ができないのか…という具体的な理由があるとベストです。
- 子供がいて生活もかかっているのでオペ室勤務は避けたい
- 病棟看護師として〇〇科でのナースとして極めたい etc
といった何かしらの理由を持って看護師長に話しましょう。
オペ室での空きが出れば、必然的に誰かは異動しなければいけません。
ただ単純にオペ室では嫌だ…というだけでは、説得力がないので、あなたにとってオペ室で働けない理由がないか探してみるといいですよ。
それでも、どうしても異動を断ることができないのであれば、辞めることも踏まえて看護師長に話をしてもいいでしょう。
オペ室に異動になるのであれば、退職をする考えもあるということが伝われば、辞められるくらいなら病棟に残そうとする看護師長も多いです。
ちょっとずるいやり方かもしれませんが、あなた自身が本当に辞めたいほどにオペ室勤務が嫌な時いは最終手段として使ってみてくださいね。
別の病院への転職するのも一つ？
あの手この手で説得してみたけれど、どうしてもオペ室で働かなければいけない…という場合には、辞めて転職を考えてみましょう。
病棟への異動であれば、しばらく働いて様子を見てから考えるということもできますが、病棟からオペ室への異動の場合はあまりにも変化が大きいです。
オペ室ナースとしてやっていく気がないのであれば、早めに見切りを付けて転職も視野に入れてみてくださいね。
辞めたいと考えいている人へ
オペ室への異動はどうしてもしたくない人には、看護師の転職サイトを使っての転職がオススメです。
迅速に希望している求人をピックアップしてもらえて、配属先の交渉もしてもらえます。
病院との間に立ってコンサルタントが調整をするので、転職後に聞いていたことと違ったということがありません。
私が本当に使って良かったところだけをまとめてみました。
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