第二新卒看護師が訪問看護ステーションへ転職！メリット・デメリットは？
第二新卒の看護師として、病院を離れて「訪問看護ステーション」で働きたいと考えている看護師もいるのではないでしょうか？
在宅医療の必要性はますます増えているにつれて、最近では訪問看護ステーションでも第二新卒の看護師を募集するところも珍しくなくなってきました。
でも、第二新卒の看護師が訪問看護ステーションへ転職する場合にはメリットだけではなくデメリットもあるので注意が必要です。
では、どんなことに注意しておかなければいけないのか、これから転職を考えている方は参考にしてくださいね。
訪問看護師の仕事ってどんなこと？
訪問看護師の仕事は、車や自転車を使って在宅医療を必要としている患者宅を訪問し、医師の指示書にもとづいた看護を行います。
最初は、経験豊富な先輩看護師と一緒に同行して、OJTで教えてもらいながらいずれは独り立ちしていきます。
主な仕事内容としては、バイタルチェックやカテーテル、在宅酸素、人口呼吸器などの管理や床ずれや褥瘡処置、注射、点滴、服薬管理などを必要に応じて行っていきます。
また、日常生活をスムーズに行えるようにコミュニケーションを取りつつ食事の介助や清潔ケアなどをしながら、異常が見られないかといった観察する能力も必要となる仕事です。
第二新卒の看護師が訪問看護ステーションへ転職するメリット
プライベートが充実できる
訪問看護ステーションでは、オンコール体制の有無にもよりますが夜勤なく働ける職場です。
カレンダー通りの土日祝日の休みも取りやすくなるので、プライベートを充実させることができるでしょう。
病院の夜勤に入ることが苦痛に感じている看護師や、カレンダー通りに休みをもらって働きたいという看護師に人気の転職先ですね。
給料も比較的高め
訪問看護ステーションによっては、日勤のみの仕事にもかかわらず給料がそれなりに出るようなところもあります。
同じ日勤のみのクリニックなどへ転職するよりも、多くの給料がもられるので給料重視といった看護師にとっても選択肢の一つになるのではないでしょうか。
第二新卒の看護師が訪問看護ステーションで働くデメリット
経験がないために苦労するとも
まだ経験の浅い第二新卒の看護師にとってみれば、何かわからないことがあった場合には病院であればすぐに先輩看護師に聞くことができたかもしれません。
でも、訪問看護ステーションでは、基本的に一人で担当しなければならない為に、何か判断する場合には迷うことも出てくるでしょう。
もちろん、何かあった場合にはステーションと連絡を取り合って判断していきますが、それでも難しいことも出てくることもあり責任も重くなりがちです。
最初は先輩看護師と一緒に教えるとはいっても、経験値といった部分でまだまだ未熟な部分があるため、しっかりと教育体制が整っているようなステーションで働かなければ満足に仕事がこなせなくなってしまいます。
オンコール体制がストレスになることも
訪問看護ステーションによっては、夜間に交代でオンコール体制を取っているところもあります。
基本的には電話対応だけで済むことが多いのですが、それでも、いつ呼び出されるか分からない状態でいるために緊張状態が続いてストレスになってしまう方もいます。
まだ経験が浅い第二新卒の看護師であれば、訪問看護ステーションを選ぶにあたってもオンコール体制の有無についてしっかり事前に確認しておく必要があるでしょう。
第二新卒の看護師が訪問看護ステーションへ転職する際の注意点
まだ経験の浅い看護師として、訪問看護ステーションで働きたいなら上記で上げたデメリットになることをよく理解した上で、必ず教育体制が整っているステーションを選ぶようにしましょう。
そうでなければ、あなた自身が苦労することになり仕事自体についていけなくなってしまいます。
また、オンコール体制の有無や一日の訪問件数などを調べることはもちろんのこと、どんな患者さんを中心に回るのかといったことも大切です。
ステーションによって、寝たきりや認知症の患者さんが多いのか、あるいは、精神疾患を抱えている方が多いのか、末期がん患者が多いのかといったように患者さんによっても看護師の仕事内容も異なってきます。
具体的に訪問する患者さんはどんな症状の方々が中心になるのかといったことも事前に調べておくといいですね。
とはいっても・・・
すべての訪問看護ステーションで第二新卒の看護師を受け入れているわけではありません。
第二新卒の看護師でも働ける体制の整った訪問看護ステーションを探すなら、看護師の転職サイトがおすすめです。
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実際に、求人を探してみたりコンサルタントから話を聞いてみることで、より具体的にイメージがつきやすくなります。
転職先候補の１つとして「訪問看護ステーション」もぜひ検討してみてくださいね！
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