休みが少なくウンザリ・・・な看護師へ【※休みがなくて失うもの】
休みの日は休みたい!!当たり前ですよね?
でも、せっかくの休みの日でも家で寝て過ごすだけ終わってしまうという看護師もいるのではないでしょうか?
休みの少ない病院や職場のキツイ現実・・・!
看護師として病院に努める上で、給料や手当や残業時間も重要視されますが、それ以上に考えられているのが休みの日数です。
病院によっては、年間休日は120日以上あるろこもあれば、年間にして100日を切ってしまうようなところもあり、休みが月に5日か6日程度しかなく、週休2日も取れないところもあります。
ひどいケースだと、6連勤の連続勤務の中に、夜勤も2回くらい入れられてシフトを組まれているというような職場もあるので、働く看護師にとってみれば地獄でしかありません。
こんな状態で夜勤明けの次の日に日勤でリーダー業務なんてやらされようものなら、きつくていっそ倒れてしまいたいと思ってしまうことでしょう。
休みが少なくて失うもの・・・
健康面への影響
休みが少なかったり、休みがあるものの人手が足りなくて休日出勤も当たり前というような現場で働いている人にとって、一番に影響が出てしまうのは健康面への影響です。
休みが少ないことで、休みの日に充分に疲れが取れないまま働いているという人もいるのではないでしょうか?
体力があるから大丈夫!と思っていても、自立神経が乱れて体調を壊してしまうこともあります。
過労が続けばバーンアウトしてしまうことも考えられるので、気を付けなければいけません。
精神面での不調
休みの日が少ないことによって、精神的にリフレッシュができずに不調が出てしまうこともあります。
せめて週休2日はなければ、一日は身体を休めて、もう一日はリフレッシュに使うといったことがなかなかできずに終わってしまいますよね。
充分な休めていないことによって、職場の忙しさからすぐにイライラしたりしてしまうこともあるでしょう。
友人や家族、自分の時間
また、休みが少ないことによって、友人や家族との時間がなかなか持てないという人もいるかもしれませんね。
特に、夜勤も入って常勤で働いている看護師にとってみれば、ただでさえシフト勤務でなかなか都合を合わせられないのに、そのうえ、休みの少ない病院で働いているとなるとなかなか都合を合わせることも難しくなってしまいます。
友人や家族との時間だけでなく、自分の時間までもなくなってしまうので、休みの少ない職場で働く影響は大きいです。
休みが少ない職場にうんざりならどうする?
働く病院によって、休み規定は決まってしまっているので、なかなか後から変えようと思っても変えることはできないのが現実です。
4週7休や4週6休といったことは、病院のルールとして最初から決まっているので基本的には従う他ありません。
できることとしては、有給休暇を使えていないのであれば、使えないかという交渉くらいですが、これもまた職場によって、有給が使える、使えないということも変わってきます。
本来、有給休暇は取るべきものとして義務づけられていますが、病院の判断にゆだねられてしまっているので、人手不足な病棟などでは使えないところも出てきてしまいます。
結局は転職をして休みを増やすしかない
根本的に解決するには、転職をして休みがしっかり取れる病院へ転職するしか方法はありません。
その時に気を付けなければいけないことは、求人情報だけには頼らないということです。
ハローワークの求人には、4週8休と書かれていても、実質的には4週7休という職場もありますよ。
求人情報には、看護師を集めるためのワナも仕掛けられているので、十分に気を付けた方がいいと思います。
求人情報のウソに騙されずに転職をしたいなら、転職サイトのコンサルタントを付けての転職の方が病院側と看護師側での条件面でのミスマッチがないように間に入ってくれているので安心ですよ。
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