新人看護師の【不安(パニック)障害のやさしい対処方法】

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新人看護師の【不安(パニック)障害のやさしい対処方法】

不安というものは誰の中にもあるもので、人は少なからず何かしらの不安を感じながらでも生活していくことはできます。

 

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むしろ不安があるからこそ、不安にならないように事前に対処することができたり、自分を安心させるための行動を取れると考えれば、必ずしも不安があることはいけないことではありません。

 

でも、新人看護師の中には、不安を感じすぎるあまりに体調を壊してしまうことがあります。

 

 

新人看護師はどんなことに不安を感じているの?

 

職場に行けば、先輩看護師からの厳しい指導が待っていて職場に行けない

 

不穏な患者さんの対応がうまくできなかったらどうしよう・・・

 

自分のミスで患者さんに何かあったらどうしよう・・・

 

患者の命を預かっているから絶対にミスをしてはいけない・・・

 

休みの日でも仕事でミスをしていないか常に不安がある etc

 

こうした様々な不安は新人看護師であれば付き物ではありますが、こうした不安をあまりに意識すぎるあまりに、何の前触れもなく動悸がしたり、呼吸困難・脱力感・目眩・発汗や手足のしびれ、吐き気といった症状が出てくると人がいるのです。

 

不安が強すぎるあまりにこうした症状が出て、最終的にはパニック状態に陥ってしまうようなこともあります。

 

実は、こうした症状は不安障害の中のパニック障害にも見られる症状でもあるので注意が必要です。

 

 

新人看護師の中には、何かしら強いストレスが引き金となって様々な発作的な症状が不安とともに出てくることがあります。

 

もしあなたが業務中に、繰り返しこのような症状が不安とともに出てくるようなことを経験しているのであれば、それは不安障害(パニック障害)を疑った方がいい場合もありますよ。

 

 

こうした症状は、こだわりが強く、神経質な人に多くみられる症状で、完璧にして人からも認められたいという思いが強い人に出やすいと言われています。

 

看護師にはこうしが真面目で一生懸命、人に認められたいという思いの強い人も多いのではないでしょうか?

 

実際に私自身にもこういった側面はあると思っています。

 

 

不安障害(パニック障害)は、一度、症状が出てくると10分〜30分、息苦しさなどが続いて「このまま自分は死んでしまうのではないか?」という恐怖心に駆られていきます。

 

一度なってしまうと、また症状が来たという恐怖から繰り返してしまうと言われているのも、このことが原因となっています。

 

 

不安(パニック)障害かもと思った時の対処の仕方

 

もし症状が来たな…と思うことがあれば、それで死んでしまうことはないと思うことが大切です。

 

症状が来たと思うことがあれば、できるだけ、椅子に座って前かがみになりながら落ち着いて休むようにしてみましょう。

 

椅子にすわって休むことで、はあはあと胸で呼吸している状態から、複式呼吸に切り替わっていくことが分かれば、症状も落ち着いてくるはずです。

 

でも、もし症状が繰り返して起きていて、仕事に支障が出ていると感じているのであれば、できるだけ早く心療内科や精神科を受診する方が良いでしょう。

 

 

 

そして、日頃の生活習慣をみなおしてできるだけ早寝早起きを心がけ、休むの日には肉体的にもしっかり休ませてあげる必要があります。

 

ただ、看護師をしていれば、夜勤があるのでどうしても不規則になってしまいがちですよね。

 

夜勤に慣れるまでは自立神経が乱れてしまっているというようなこともありますから、休みの日は仕事のことを考えないように工夫してみてください。

 

職場のストレス負担が大きいと感じているのであれば、職場の見直しをしてもいいでしょう。

 

 

できるだけ自分にとってストレス負担にならないような生活を送ることを心がけるようにしてくださいね。

 

新人看護師は仕事ができなくて当然です。

 

あまり完璧を追い求めすぎなくて大丈夫ですよ。

 

安心してあなたが看護師の仕事を続けていくことができるように願っています。

 

 

でも、どうしても職場がストレスとなっているなら・・・

 

 

3年間同じ職場で続けられるなら続けた方がいいですが、第二新卒という言葉があるように、看護師が転職することは今では普通のこととなっています。

 

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