看護師が退職できない!【※知っておきたい退職交渉術】
退職したいのに、辞めさせてもらえなくて悩んでいませんか?
看護師ってなかなか退職させてもらうことってできませんよね。
できれば、看護師長や部長とは、もめずに辞めたい…。
一体どうすれば?
私が一番最初に看護師を「辞めたい」と思ったのは、まだ若かりし新人看護師の時でした。
先輩看護師からのイジメのような指導や、無視が続いていて、本当に人間関係も仕事もなかなかできなくて辞めたいと何度も何度も思っていました。
もう、精神的にも体力的にも限界が来た時に、当時の師長さんに「もう、辞めたいです…」と伝えたんですよね。
でもあっけなく、「いま辞めれるわけないでしょ。」で、終わりましたよ。
それから、何度伝えても「また今度話聞くから。」
「今度時間作って相談しよう。」
で、はぐらかされて、結局伸ばし伸ばしにされました。
結局はその後の師長との面談が設けられ、「今辞めても何も残らない。あなたにとって、何のメリットもない。」
という話をさんざん受けたあげく、私は退職させてもらうことはできませんでした。
(今から考えても最悪な職場環境だったんですがね…。よく耐えたなわたし…。)
願望は伝えてはいけない!
この当時のことを、今考えるとよくわかるのですが、この時の私の何が失敗だったのか分かりますか?
私のミスは、「辞めたいんです…」と願望を伝えていることにあるんですよね。
ここで、はっきりと
「辞めます!次の転職先も決めました!できれば、○月○日から働きたいと考えています。」
と言えるかどうかで大きく変わってくると思います。
今の職場を本気で辞めたい、もう未練はないと思うなら、引き止められたいとも思わないはずです。
それなら、早々に自分が働きたいと思える転職先を見つけておいて、辞めますと断言できることの方が相手に伝わる本気度が全く異なりますよ。
今働いている病院でも、新人看護師が雇止めにあっているところを時々目にすることもあります。
引き止められてとどまっている人のほとんどが、まだ次の転職先を決めてないうちに相談しているんですよね。
だから、師長も部長も話を言いくるめて辞めさせないようにしています。
師長や部長だって新人が辞めれば、自分の評価が下げられるのでそれはもう必死ですよ。
辞めたいあなたも必死なはずなら、辞める材料を揃えておくというのがポイントです。
辞めたいんです…という相談という形で取っては、ひょっとしたら、心のどこかで引き止めてほしいのかな?と師長も思ってしまっても無理はないです。
民法で守られている退職の自由
以前退職した時に、いろいろ調べた結果、法律的にも退職したい日の2週間前に、本人が申し出るか退職届け出しておけば問題ないことが分かりました。
病院によっては病院の就業規則で、年度末の3月末でしか退職できないと書かれていたり、半年前には申し出なければいけないと書かれていたりもするのですが、それはあくまで病院のルールなので、民法に勝つことなんてできないですからね。
案外、法律って私たちのことを守っていてくれていたりするものなんです。
あなたがもう本当に辞めたいと決めているなら、次の転職先を決めておいてから辞めることを伝えればいいと思います。
自分の中での決定事項なら、相手も面談の時間を取って説得しようにも時すでに遅しですからね。
入職時期を調整してリフレッシュ休暇を!
ちなみに、次の転職先が決まっていても私の場合は、入職時期を1、2カ月程度休んだ後に調整してもらっています。
リフレッシュ期間を入れることによって、うまく自分の充電期間に充てることができるからです。
その間に、長期旅行に行ったり、普段できないことをやったり、あるいは、何もせずにゆっくり休んだり…そんな風に自由に過ごすことができます。
次の職場で思いっきり頑張るためにも、メリハリは大切ですよね。
◎もめずに辞めるポイント♪
退職届けを添えて、転職先を決めたのでいついつに辞めますと、具体的にハッキリと伝えることです。
自分は未来のことに目を向けて考えていれば、自ずと動いていきますよ。
師長や部長に退職を言い出すのが怖い…と、気が引けてしまうこともあるかもしれませんが、あなた自身の将来はあなた自身が選択できるということを知っておいて下さいね^^
Good luck♪