病院の外来が向いてる・向いてない看護師の特徴って?
病棟なんて忙しいだけ・・・
夜勤もあるし体力的にもきつい・・・
外来だったら楽なんだろうな・・・
病棟看護師からしてみれば、外来は夢の世界。
夜勤はないし、体力的にも楽そう。
新人看護師の頃は、こんな風に思うことはよくありました。
ここでは、病院の外来が向いてる・向いてない看護師の特徴についてまとめています。
病院の外来が向いてる看護師の特徴って?
病院の外来が向いてるのは、テキパキ臨機応変に対応ができる人が向いています。
外来に来られた患者さんを見て症状を先生に伝えるということはありますが、ある意味、機械のように淡々と患者さんをスムーズに動かしていくというスキルが求められます。
朝は予約のある患者さんの状況を確認し、カルテや検査や治療に必要な器具の準備をすることがから始まります。
外来が始まれば、たくさんの患者さんがいるので、名前の呼び間違いに注意しながらスムーズな診察を行っていきます。
外来に来る患者さんの症状を聞き、医師に報告をしながらすすめていきますが、必要であればどの患者さんを優先させるかということも判断する必要も出てきます。
診察後に、再検査や手術、入院となる人もいるので、患者さんにはきちんと説明をしていきます。
その後の検査や手術、入院にも不安がないようにしてあげるのが、看護師としての役目です。
診察後にすぐに入院となった患者さんには、病棟の看護師に患者さんの具体的な症状について申し送りをして終わりです。
病院の外来が向いていない看護師の特徴って?
病棟のように患者さんに寄り添って、コミュニケーションを取ってというような看護でありません。
病棟も同じかもしれませんが、病棟以上に患者さんとゆっくり話しているような暇はありません。
ある意味、機械的に淡々と外来を回していかなければいけないので、患者さんに寄り添った看護をしたいと考えている人にとってはやりがいが感じられないということもあるでしょう。
病院の外来は特にですが、ママさんナースが中心になっていることが多いです。
もしあなたが独身でまだ若いという方なら、働く職場によっては、ママさんが定時で上がって帰るのに、残った業務を任されるということも少なくないですよ。
また、周りが子供の話ばかりをしていて、なかなか話に入りにくいということもあると思うので、気にならないという人の方が働きやすいと思います。
一方、ママさんに関して言えば、働く外来によっては、定時で上がれないというような職場ももちろんあります。
診察が長引けばそのまま残業となってしまうので、外来で働けたはいいもののなかなか時間が読めなくて悩んでいるという人も多いですね。
病棟であれば、時間になれば夜勤者が出勤してきて申し送って終わることができても、外来の場合は交替要員がいないのでなかなか難しいのです。
外来に移ったものの、体力的には楽だけれど、病棟の方が時間が読めるので働きやすかったと言って病棟に出戻りする人も中にはいるので気を付けてくださいね。
いかがでしょうか?
あなたは病院の外来が向いているタイプ?
それとも、病院の外来は向いてないな・・・というタイプでしょうか?
もちろん、向いてないからといって自分の努力次第では、自分の苦手な部分を伸ばしていくこともできるはずです。
一概に向き不向きは決めつけることはできませんが、ある程度知っていることで、異動希望を出す時や転職の時には参考になると思います。
自分の性格を理解して適正に合った部署で働く方が、自分に自信を持って長く働き続けることができるのではないかな?と思います。
病院の外来の異動と転職事情
また、病院の外来は働きたくても、どうしても夜勤に入れない事情のあるような看護師が優先的に異動させられることが多いです。
子供が小さいから夜勤はできないという人が優先され、独身で外来への異動を希望したとしても、外来は空いていないということも多いんですよね。
病院の外来で働きたいという人は、異動希望を師長にまずは伝えて空き状況を確認してもらいましょう。
もし、どうしても異動ができないというようなら、他の病院の外来へ転職をするという必要性が出てきます。
看護師の転職サイトを利用すれば、どこの病院の外来が募集をしているのかコンサルタントが調べてくれます。
外来勤務でも、定時で上がりやすいのか、あるいは、残業がどれくらにになるのかといった気になることは、事前に教えてもらえるので聞いておきましょう。
でも、転職サイトを使って転職すると、自分の希望していないところへ強引に入れられる!?と聞いたことがあって利用したくないという人もいるかもしれませんね。
私も看護師をしていた時に、転職サイトを使う中で、強引な紹介を受けた経験もあります。
ただ、転職サイトの中にはこちらの意志を最後まで尊重してくれるところもあるので、選び方や使い方によってはメリットが大きいですよ。
私が本当に使って良かったところだけをまとめています。