夜勤が怖くて不安な新人看護師に伝えたいこと
新人看護師がある程度日勤ができるようになってくれば、次は夜勤が待っていて大変ですよね。
夜勤は少ない看護師で多くの患者さんを看なければいけませんから、とにかく忙しくなります。
私自身は夜勤に入るのも、他の同期に比べて遅かったのですが、入ったら入ったで夜勤のラウンドが遅いとプリセプターの先輩からは厳しく怒られたりもしましたよ。
人数が少ない分、教える先輩看護師も必死なんですよね。
だから結構強い口調で言われるので、一生懸命やっていた私にとってはとてもショックなこととかもありました。
でも、今でこそ分かることは、決してあなたに傷いついてほしくて言っているわけではないということです。
あなたができるだけ早く、自分の仕事がしっかりできるようにするためのことなんです。
また、夜勤中に急患があれば、先輩看護師が他の業務に入っていたらどうしよう…とか、いろいろ心配になったり不安になりますよね。
いざ急変があれば何もできなくてただパニックになってしまったりもしたこともあったり、こんな私が看護師でいいのか？といつか自分のミスで患者さんを死なせてしまわないだろうか？そんな恐怖もありました。
夜勤が不安でたまらない
あなたは夜勤が怖くて不安ではありませんか？
しばらく夜勤に入っていくと分かると思うのですが、夜勤でも穏やかな夜勤もあれば、激しい夜勤の日もありますよね。
この急変対応がバンバンあるような夜勤のことを、私たちはハズレ夜勤と呼ぶこともあるのですが、このハズレ夜勤で一度パニックを経験してしまうと、もう夜勤が怖くて行きたくない…となってしまうこともあると思います。
夜勤の要領はそれなりの経験が必要になってくることです。
最初からすぐにはできないですし、パニックで頭が真っ白になるという経験も必要なことなんだと思いますよ。
先輩看護師はあなたをしっかり見てくれていますか？
あなた自身も先輩に報告、連絡、相談を必ずしていますか？
最初はそれさえしっかり守って進めていけば大丈夫です。
だってあなたは既に日勤業務がこなせているとみなされているからこそ、夜勤に入れているのです。
先輩看護師が怖くて厳しくてもしっかりあなたの行動面でフォローをしてくれているのであれば、もう少し頑張って続けてみましょう。
ある程度の回数をこなしていくことで、分かってくるという部分も多いにあると思います。
どうしても夜勤に入りたくないなら
それでも、夜勤のことを考えるだけで恐怖心をおぼえていたり、吐き気が伴うようなストレスを抱えているような状態なのであれば、いっそ夜勤のない看護師の仕事を検討してみてもいいのではないでしょうか？
看護師の中には、夜勤が向いてないからといって日勤だけの業務をしている人もいますよ。
- 日勤だけの病棟業務
- 外来
- 介護施設
- オペ室 美容外科
- クリニック etc
経験がまだ浅い看護師でも日勤で働けるところはたくさんあります。
もちろん、夜勤は一番若い今の時しかできないということもあるので、できれば、あなたのペースで夜勤を続けてほしいなあとは思います。
同じ夜勤でも、夜勤は比較的落ち着いているというような病院もあるので、そいういうところに転職するというのも一つかもしれませんね。
いずれにしても、夜勤が怖くて不安な思いが強く、体調面にまで現れてしまっている時には、早い段階で、師長に相談して一時的にでも夜勤をはずしてもらうなどの処置を取ってもらいましょう。
どうしても夜勤が向いてないと思うらな、先ほど挙げた日勤だけで働いていくということを考えてみてもいいかもしれませんね。
