看護師が「責任が重くて辞めたい」時はどうすればいい？
「責任が重くて辞めたい・・・」と悩んでいる人はいませんか？
看護師は人の命を預かるという仕事ですから、強い責任感を持つということは悪いことではありません。
でも、ミスが続いた時や、患者さんが亡くなる場に立ち会うことが多かった時、毎日の残業で疲れている時なんかは、責任が重くてツラいな・・・と思うこともあるかもしれません。
今回は、そんな風に悩んでいる看護師へ向けたアドバイスをまとめてみました。
新人看護師が責任が重くて辞めたいと感じてしまう理由
ベテランの看護師でさえも感じることなので、新人看護師でも仕事の責任が重いと感じることは当然あります。
入職したばかりの頃は、仕事を覚えることに必死で他のことを考える余裕がない人がほとんどかと思いますが、日勤にも慣れ徐々に夜勤にも入るようになってくると、責任感はどんどん強くなっていきます。
患者の異常に気づけなかったり急変にうまく対応できなかった時、単純なミスをしてしまった時には、自分を責めてしまうこともありますよね。
ミスが続いていれば、いつか自分が重大なインシデントを起こして患者さんが亡くなってしまうのではないだろうか？とさえ考えてしまうこともあるでしょう。
中堅・ベテラン看護師でも責任感が重くて辞めたいと感じることはある
責任感というのは、むしろ中堅やベテラン看護師になればなるほど強くつきまとってきます。
中堅看護師にもなれば、病棟をまとめるリーダーとしての役割も担うことがほとんどですから、新人のミスは自分のミスとも言えるので新人指導にも油断ができません。
ベテランになってもそれは同じことで、ベテランだからこそミスはできないというプレッシャーもあります。
そのため、仕事がある程度こなせるようになったとしても、そういった指導する立場としての責任感やプレッシャーが新たにつきまとわれるのです。
中堅やベテランになればなるほど責任感が重くなってきますので、それに押しつぶされそうになるということは決して珍しいことではないのです。
責任が重くて辞めたい時は・・・
看護師は患者さんの命を預かっている仕事です。
看護師の仕事の責任が重いのは当たり前ですが、この責任の重さに耐えられずに辞めたいと思っているのであれば、それはもしかするとあなたの心が疲れてしまっているというサインかもしれません。
看護師は真面目な人が多いので、自分の心が疲れていてもそこには目を向けず、毎日患者さんのことだけを考え頑張りすぎてしまうことがよくあります。
そうすると、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていってしまうので、責任が重くてツラい…と感じる状態であれば、意識的に息抜きを取るようにしてみましょう。
休みの日にはとにかくリフレッシュできるよう自分の好きなことに打ち込んでみたり、看護師以外の友人と会って気分転換してみるのもオススメです。
どうしても辛いなら転職を考えてみよう
それでも、責任が重すぎてどうしても辛いと感じてしまうこともあります。
あなたがもし急性期で働いているのであれば、急変も多くて忙しい毎日を送っていることでしょう。
もし責任が重すぎると感じるなら、一度急性期から離れてみるというのも一つの解決策です。
急性期で責任感が重すぎると感じたなら、回復期やクリニックなどに職場を移すというのも選択肢として考えてみてはどうでしょうか。
回復期であれば患者さんが元気になって退院していく姿も見れますし、クリニックであれば常に医師の指示のもとで介助を行うので、責任感という意味では幾分軽減されるかもしれません。
もちろん、どんな職場であっても患者の命を守るということに変わりはありませんが、回復期やクリニックといったところは急性期とは環境が大きく異なります。
どうしても急性期のような慌ただしい職場で毎日を送っていると、知らず知らずのうちにキャパオーバーとなってしまうことが少なくありません。
患者さんの亡くなる場に立ち会うことも多いでしょうから、ちょっと心が疲れているなという時は職場を見直してみてもいいでしょう。
転職サイトを利用したことはありますか？
「転職サイトを使って転職すると、自分の希望していないところを強引に薦められる」とか、あまりよくないウワサを聞いたことがあるかもしれません。
私も過去に転職サイトを利用して、強引な紹介を受けた経験があります。
ただ、転職サイト選びさえ間違えなければ、こちらの意思を尊重してくれるところがほとんどなので、使い方によっては圧倒的にメリットの方が大きいと感じました。
私が本当に使って良かったところだけをまとめてみました。
